htmlの文書形式の基本は
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//w3c//dtd html 4.01 traditional//en"> <html> <HEAD> <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=UTF-8"> 種々ヘッダー (生に表示されるものではない,各種設定など) </HEAD> <BODY BGCOLOR=white> 本文 </BODY>
である. htmlの文法については,書籍あるいはWeb上の情報などを参照のこと. たとえば,
センターの新システムでは,emacsの日本語ファイル入出力コードがUTF-8になっているので,それを基本にしよう.
<?php phpスクリプト ?>のように,<?php と ?> で囲んで記述する.
例: (空行は見やすいために入れてあるもので意味はない.)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//w3c//dtd html 4.01 traditional//en"> <html> <head> <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=UTF-8"> </head> <body> <h2>PHP事始</h2> <?php $total = 0; for($i=1; $i<10;$i++) { echo $i . "+"; $total += $i; } echo $i . "="; $total += $i; echo $total; ?> </body> </html>
クライアントサイドスクリプトを含む例はこちらを参照.
例のスクリプト全体を"foo.php" (fooは「何々」という略で,適当に自分で決定すればよい)というファイル名にセーブし,これをブラウザで読込んでみよう.
もし,ファイルを"~/public_html/softwareDevel/foo.php"という名前にセーブしたならURLは
http://www.yamanashi.ac.jp/~t09jj000/softwareDevel/foo.phpである.
実行結果は,ここを押したようになるはず.
<?php と ?> で囲んだ部分がPHPのプログラムであり,出力はプログラムの実行結果となる.プログラムはクライアントには見えないことに注意しよう.
文法の解説:
ブラウザの機能として,サーバから送られてきた情報を見ることができる.メニュー「表示」→「ページのソース」をみてみよう.
PHPの文法の基本は,http://www.phpbook.jp/tutorial/index.htmlにそって解説することにする.
公式のマニュアルページはhttp://www.php.net/manual/ja/ である.
Windowsで実習する場合は、省略 (2014年度)
PHPプログラムの実行は,ブラウザからサーバにリクエストしたときに行われるだけでなく,コマンドラインでも実行できる. 「端末」(Kconsole)を開いて,
php (作成したphpファイル名)を入力してみよう.結果がターミナル内に出力されるはずである.
このような利用方法も,結構便利なものである.
Cと多くは似ている.違うのは,
など.
文法の原典は http://www.php.net/manual/ja/langref.php にあるが,わかりやすい説明としては,たとえば,PHPBookをあげる
算術演算子(四則演算)はCと同じである.
文字列の連結はドット"."である.
$a = "aaa" . "bbb";
PHPは変数の型が柔軟に扱えるので,
$a = 3 * 3.14; print "3と3.14をかけると" . $a . "になります.";のような演算が可能である.
プログラムの流れは,繰り返しと条件分岐で制御される.
繰り返しは,for, while, foreach, do〜whileである. foreachが新しく,下の配列変数のところで学習する.
条件分岐は,ifとswitchであり,Cと同じ書式である.
配列はいきなり定義できる.
例:
$a[0] = "a"; $a[1] = "b"; $a[2] = "c";
array()という関数を用いて定義する例:
$a = array("a","b","c");
多次元配列をいきなり定義する例:
$ma = array(array(1,2,3), array(4,5,6));上記の例は,配列を要素とする配列ととらえられる.PHPでは,それぞれの要素がことななる型をもっていてもよい.たとえば,
$ma = array(array("a","b"), array(1,2,3))というようなのもOK
文法の説明ページをみながら,プログラム言語IIのページの多次元配列の説明にあるプログラム例(List5-14のプログラム(改変))をPHPで書いてみなさい.
できれば、
なども試みてみよう。
【締切: 10/22】 提出場所:https://moodle.yamanashi.ac.jp/2014/mod/assign/view.php?id=1650
配列の各要素は「キー」で指定する.配列とは「キー」とそれに対応する「値」の組と思えばよい.
例:
$name["豊木"] = "博泰"; $name["鈴木"] = "嘉彦"; $name["北村"] = "眞一";例2:
$name = array("豊木" => "博泰", "鈴木" => "嘉彦", "北村" => "眞一");
上記のような連想配列を定義し,それらを(わかりやすい形で)出力してみなさい.新たに自分の姓と名を$nameという配列の一要素に加え,出力してみなさい.上記のarray関数の引数に要素をひとつ追加するのではなく、次の命令として要素の追加を行う文を作成すること。
できたら,複数の方法を示してください.
あわせて,繰り返し制御文としてdo〜while()とforeachの書式について調べなさい。
【締切: 10/25】
プログラムの命令一つ一つが1つの動作を表す.手順をきちんとしていないといけない.